許されざる者
(ゆるされざるもの Unforgiven)
1992年8月7日に公開されたアメリカ映画。
監督はクリント・イーストウッドであり、主演も自身が務めている。脚本はデイヴィッド・ウェッブ・ピープルズ。本作はイーストウッドが師と仰ぐ映画監督セルジオ・レオーネとドン・シーゲルに捧げている。本作は「最後の西部劇」と呼ばれ、第65回アカデミー賞監督賞、作品賞を受賞、第50回ゴールデングローブ賞監督賞を受賞するなど非常に高い評価を得た。俳優としてだけではなく監督としてもハリウッドで認められることとなった。2013年に本作をリメイクし舞台を明治時代の蝦夷に置き換えた時代劇「許されざる者」が、監督・李相日、主演・渡辺謙で製作された。
※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません
あらすじ
舞台は1880年のワイオミング州。主人公はかつて列車強盗や殺人で名を馳せた伝説的なアウトローであるウィリアム・ビル・マニー(クリント・イーストウッド)。妻と出会うことで改心し、現在は小さな牧場を営んでいた。しかし妻は子どもを2人残し3年前に亡くなってしまい、生活は苦しくなる一方であった。そんなある日、スコフィールド・キッド(ジェームス・ウールヴェット)と名乗る若い賞金稼ぎがマニーを訪ねてやってきた。キッドの話では娼婦を殺害した男が保安官の裁量によって非常に軽い罪で出てきたという。それに怒った娼婦たちがその男に1000ドルの懸賞をかけている。キッドは伝説的なマニーの腕を信じてやってきたのだった。しかしマニーはすでに現役から退いて11年のブランクがある。ただ幼い子どもたちや、今の生活を楽にするために懸賞金が必要であると判断。かつての相棒・スペンサーライフルの名人ネッド・ローガン(モーガン・フリーマン)も参加して、賞金は山分けの三等分で手を打ち、マニーは再び銃を握ることになるのだった...
エピソード
イーストウッドは本作の脚本を製作の10年以上まえから買い取っていたが、自身の年齢が主人公であるマニーと同じになるまで撮影を待っていたという。
本作は非常にスピーディーに作成された。撮影期間はわずかに39日であり、町のセットもわずか32日で作成された。
劇中でイーストウッドが履いていたブーツは、「ローハイド」で実際に使用していたものである。
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