E.T.
(いーてぃー E.T. The Extra Terrestrial)
1982年6月11日に公開されたアメリカ映画で、監督はスティーヴン・スピルバーグ
お子様向け・B級と見られていたハリウッドでのSF映画の評価を確固たるものにした作品。約1,000万ドルという低予算で製作されたが、興行収入はおよそ3億ドルという大成功を収め、ジェームズ・キャメロン監督「タイタニック」に抜かれるまで歴代1位だった。日本での興行収入は135億円で、これは1997年に宮崎駿監督「もののけ姫」が公開されるまで、長く国内歴代1位であった。ゴールデングローブ賞のドラマ部門作品賞受賞、アカデミー賞では音響効果賞、視覚効果賞、音響賞、作曲賞の受賞など数多くの賞を獲得した、スピルバーグの代表的作品のひとつ。
※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません
あらすじ
少年エリオットと宇宙人であるE.T.との心の交流を描いている。少年エリオットはある日、トウモロコシ畑で宇宙人を目撃する。しかしその話は誰も信じてくれず、ひとりで見張りをしていると彼の前に宇宙人が現れる。それがE.T.だった。エリオットはE.T.を部屋に隠し、次の日から仮病を使って学校を休み、E.T.との交流をはじめる。しかしNASAの科学者たちがE.T.の捜査を開始していた...
エピソード
スピルバーグは本作をフランスの映画監督であるフランソワ・トリュフォーに捧げたと語っている。理由として「未知との遭遇」でトリュフォーを出演者としてアメリカに招いた際に「これから、あなたは子どもたちに向けた映画を創りなさい」と助言を与えられ、それが大きなモチベーションになったからである。
また、E.T.のデザインは、甲羅を脱いだ亀にアルバート・アインシュタイン、アーネスト・ヘミングウェイ、カール・サンドバーグらの写真に見られる「落ち着きのない目」を合成して作成したとされている。また、音楽ファンからは1981年にリリースされたロジャー・テイラー(クイーンのドラマーしても有名)のファーストソロアルバム『Fun in Space』のジャケット写真のパクリではないか?と話題になった。
スピルバーグが来日時に偶然観た「ドラえもん のび太の恐竜」がストーリーの参考になったといわれている。また、印象的なラストシーンで使われた自転車も日本製であり、実は日本ともつながりの深い映画である。
劇中にエリオットと妹のガーティとE.T.の3人が仮装をして街に出かけるシーンがあり、これによって『ハロウィン』という風習を知った日本人も多い。
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