イングロリアス・バスターズ
(いんぐろりあす・ばすたーず Inglourious Basterds)
2009年8月21日に公開されたアメリカ映画。
監督はクエンティン・タランティーノであり、同時に脚本や原案も務めている。本作はタランティーノがエンツォ・G・カステラッリ監督のイタリア映画「地獄のバスターズ」からインスピレーションを得て作成された戦争映画であるが、脚本を書いているうちに数多くの映画のオマージュを取り入れた作品となっていった。公開と同時に週末興行成績第1位となり、最終的に全世界で3億ドル以上を稼いだ作品となった。結果、「パルプ・フィクション」の興行収入を超えて、タランティーノにとって最大のヒット作となった。第82回アカデミー賞助演男優賞、ゴールデングローブ賞助演男優賞、カンヌ国際映画祭男優賞など、数々の受賞ならびに各賞へのノミネートがなされている。
※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません
あらすじ
1941年、第二次世界大戦中のナチス・ドイツ占領下のフランス田園地帯から物語ははじまる。「ユダヤ・ハンター」との異名を持つランダ・ナチス親衛隊大佐は行方をくらませたユダヤ人一家を追いかけ酪農家の家までやってくる。隠れ住んでいた家族は襲撃にあうが命からがら娘のショシャナ(メラニー・ロラン)だけは逃げることに成功する。1944年春、レイン米陸軍中尉は特殊秘密部隊に所属していた。そのチームは「バスターズ」と呼ばれナチスを血祭りにするために結成されたのだった。市民に紛れ、表向きは普通の暮らしをしながらも、隠れているナチスの残党を燻り出すためのチームである。生き残った娘のショシャナ、ユダヤ・ハンターのランダ(クリストフ・ヴァルツ)、ナチス・ハンターのレイン(ブラッド・ピット)。彼らを運命は交差させるのだった...
エピソード
タランティーノは本作の脚本に10年以上も費やしたとされる。エンディングをどうするかで煮詰まってしまい、一度書くのを諦めて、その間に「キル・ビル」を撮影したそうである。
日本国内では上映開始後1時間以内に退席した観客には鑑賞料金を返却するというキャンペーンが行われた。タランティーノは「つまらないと思った人は出て行ってください。残った皆で楽しくやろうじゃないか」とこのキャンペーンに関して語っている。
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