ある日どこかで
(あるひどこかで Somewhere in Time)
1980年10月3日に公開されたアメリカ映画。
監督はヤノット・シュワルツであり、原作はリチャード・マシスンのSF小説「Bid Time Return」であり、脚本も本人が担当している。"時間"を超えて、かつての大女優と恋をするSFラブストーリー。興行成績は振るわなかったものの、少しづつファンを増やしいまでも熱狂的な支持者がいる「カルト古典」作品である。いくつか原作から変更されているが、これは映像作品としての違和感を消すための処置として行われている。1980年第8回サターン賞衣装デザイン賞・音楽賞・ファンタジー映画賞受賞のほか、アカデミー衣裳デザイン賞にノミネートされた。
※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません
あらすじ
1972年、劇作家を目指す若者・リチャード・コリアー(クリストファー・リーヴ)の処女作上演後のパーティー会場で、リチャードが名前も知らない老婆と会うところから物語ははじまる。この老婆はリチャードに「帰ってきて」という言葉と、懐中時計を手渡して去っていった。それから8年のときが流れて。劇作家として売れっ子の仲間入りを果たしたリチャードだったが、疲れが溜まりスランプに陥ってしまう。気晴らしに旅行にでた彼は、旅先で偶然見つけた"グランド・ホテル"に、導かれるように入っていった。そのホテル内の歴史資料室で、リチャードは美しい女性の写真を見つける。だがしかし、そこには名札がない。その女性に興味が出たリチャードは調査を開始。街の図書館で彼女についての資料を発見する。それは意外な事実を自分に伝えてくれるものだった。間違いない。8年前に、若き日の自分に懐中時計をくれた彼女そのものだったのだ...
エピソード
監督のヤノット・シュワルツ撮影中に「クリス」と呼ぶと、クリストファー・プラマーとクリストファー・リーヴの両方が振り返るので、監督はクリストファー・プラマーを「プラマー氏」、クリストファー・リーヴを「ビッグフット」と読んで区別した。
ロケの行われた、アメリカのミシガン州・ヒューロン湖にある「グランドホテル」では、毎年、『ある日どこかで』を記念したイベント、「Somewhere in Time Weekend」を開催している。
宝塚歌劇団が1995年に本作を『ある日どこかで-SOMEWHERE IN TIME-』として舞台化している。
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