バットマン
(ばっとまん Batman)
1989年6月23日に公開されたアメリカ映画。
監督はティム・バートン。大人気アメリカンコミックである「バットマン」の実写映画であり、旧テレビシリーズ映画版以来、およそ20年ぶりの映画スクリーン登場となった。アクションSFムービーというアウトラインは旧作をなぞっているが、よりスタイリッシュな演出、コミックとは異なる、内に狂気を秘めたかのようなバットマン、洗礼されたメカなど、本作で"新しいバットマン"が誕生したといえる。全世界で4億ドルを超える興行収入があり、リメイクものとしても異例の大ヒットを飛ばし、続編の「バットマン リターンズ」も同じくバートンが監督を行うこととなる。その後もバットマン作品の続編が作り続けられている理由として、「バートンが完璧な世界観を構築したからだ」という意見も多い。
※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません
あらすじ
犯罪都市であるゴッサム・シティが舞台。そんな街に黒い怪人「バットマン」が降臨する。彼は犯罪者たちや街のチンピラたちを震え上がらせる存在となった。そんなコウモリ男の存在は都市伝説のように語られ、それに興味をもった新聞記者ノックス(ロバート・ウール)と女性カメラマン・ヴィッキー(キム・ベイシンガー)はバットマンを追うようになる。一方、ゴッサム・シティのマフィアのひとりであるジャック・ネーピア(ジャック・ニコルソン)は罠に嵌められ最終的にはバットマンと戦い化学薬品の液槽に転落してしまう。一命を取り留めたが身体は漂白され、顔の筋肉が引きつりまるで「ジョーカー」のようになってしまう。狂気と天才的頭脳、そして残虐性を持った怪人:ジョーカーが誕生し、ゴッサム・シティにかつてない恐怖をもたらしはじめるのだった...
エピソード
主役のマイケル・キートンはバートンの希望によって決まった。その配役に「バットマンのイメージとは合わない」として数多くの旧作ファンから批判が起こったが、完成した"新生"バットマンを観て、そのような声は徐々に収まっていくことになる。
ジョーカー役として出演したジャック・ニコルソンの高額ギャラも話題となった。一説には「総制作費の50パーセントを取る」と言われていたが、興行収入からのパーセンテージ契約でもあり、最終的には6000万ドルであった。
音楽を担当したのは有名ミュージシャンの『プリンス』だが、本人名義のアルバムとしてリリースされたこともあり、映画サウンドトラックとしての意味合いは薄めである。
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