著名な映画作品一覧海外映画作品 世界中がアイ・ラヴ・ユー

世界中がアイ・ラヴ・ユー
(せかいじゅうがあい・らぶ・ゆー Everyone Says I Love You)

1996年12月6日に公開されたアメリカ映画。
監督はウッディ・アレンであり、脚本と主演もウッディ・アレンが行なっている。ある弁護士一家を中心に、恋と友情が描かれるミュージカル・コメディ。キャスト全員が吹き替えなしに、歌と踊りでストーリーを盛り上げていることも話題となった。タイトルの「Everyone Says I Love You」は、マルクス兄弟のドタバタ喜劇「御冗談でショ(HORSE FEATHERS)」に使われていた楽曲のタイトル。本作にもグラウチョ・マルクスをパロディ風に描いているシーンがある。ウッディ・アレンはニューヨークを舞台に作品作りを行うことが多く、本作も基本的にはニューヨークでの物語であるが、パリやヴェネチアでのロケも行われている。キャッチコピーは『みんなハッピー』

※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません

あらすじ

どんなに辛い思いをしていても、世界中の誰かは、きっとあなたのことを「I LOVE YOU!」と言ってくれているんだ...ニューヨーク・マンハッタンに暮らす、リッチなある弁護士一家、ボブ(アラン・アルダ)と妻のステフィ(ゴールディ・ホーン)と子供たち。ステフィの元夫で子供たちの実の父親でもあるジョー・バーリン(ウッディ・アレン)も、この家族たちと仲良しで、しょっちゅう家に遊びに来る。プロポーズされて婚約した娘のスカイラー(ドリュー・バリモア)も、そんな誠実一辺倒のフィアンセを捨てて、母親が紹介した元囚人のチャールズ(ティム・ロス)と恋に落ちてしまう...そして、ジョーも、倦怠期気味の人妻・フォン・シデール(ジュリア・ロバーツ)に恋をしてしまい、娘のD・J・バーリン(ナターシャ・リオン)の力を借りて、その恋を成就させようとして...ニューヨークの四季を通じ、それぞれの登場人物にさまざまな恋模様が入り乱れていく。

エピソード

本作がミュージカル作品であることはギリギリまで隠され、俳優の全員が出演契約にサインするまで誰にも告げなかったそうである。

上記の通り、メイン級の登場人物は超豪華なキャスティングであるが、世界的なバイオリニストであるイツァーク・パールマンと、その婦人ノラが密かに登場しているなど、ほんのちょっとした脇役にも超一流のキャラクターが使われている、非常に贅沢な映画でもある。

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