パルプ・フィクション
(ぱるぷ・ふぃくしょん Pulp Fiction)
1994年10月14日に公開されたアメリカ映画。
監督はクエンティン・タランティーノであり、自身が監督・原案・脚本を務めた作品。マフィアの話を中心に、3つの異なった物語が交錯する構成になっている。本作品によってタランティーノはアメリカだけではなく国際的な地位を確かなものにした。1994年のアカデミー賞では7部門にノミネートされ、そのうち脚本賞を受賞。カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを受賞。その他、数々の賞を受賞している、タランティーノにとっての代表作のひとつ。キャッチコピーは『時代にとどめをさす。』
※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません
あらすじ
全体を通してマフィアの話となっているが、話としてはそれぞれに独立したオムニバス形式が取られており、それぞれ時間的な順序とは異なった流れで構成されている...パンプキン(ティム・ロス)とハニー・バニー(アマンダ・プラマー)は強盗の常習犯であり、ちょうど打ち合わせをしているレストランをそのまま襲撃することを思いつく。一方、マフィアの殺し屋であるビンセント(ジョン・トラボルタ)とジュールス(サミュエル・L・ジャクソン)は組織を裏切った青年らの部屋を訪ね、組織の取引の品である黒いスーツケースを取り戻す...その頃、ボクサーのブッチ・クリッジ(ブルース・ウィリス)は、ギャングのマーセル・ウォレス(ビング・ライムス)から八百長を頼まれ、それなりの大金を受け取っている。ヴィンセントはマーセルから留守中、若く美しい妻ミア(ユマ・サーマン)の食事の相手をするように命じられ、それをきっかけに互いに魅かれ合う。しかし相手はギャングのボスの妻である。これ以上進展すると命が危ないと恐れて怖気づいていると、ミアはどさくさまぎれににヴィンセントの持っていたヘロインを吸いこんで意識を失い狼狽するが、なんとか意識を取り戻し、このことを2人だけの秘密にしようと誓って別れる。そしてブッチは約束を反故にして、自分に大金をかけボクシングの試合に勝ってしまった...
エピソード
タランティーノは日本の任侠映画(ヤクザ映画)の大ファンであり、特に深作欣二監督を尊敬している。そのために劇中のブッチが日本刀を武器として使用するなど、タランティーノの日本映画リスペクトが感じられる。
劇中ではタランティーノが好きなサーフィン・ホットロッドミュージックが全面的にフューチャーされている。特にディック・デイル&デルトーンズの「Misirlou」は本作の人気と連動してリバイバルヒットをした。
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