アニー・ホール
(あにー・ほーる Annie Hall)
1977年4月20日に公開されたアメリカ映画。監督はウディ・アレンであり、脚本と主演もウディ・アレンが行なっている。当然のようにコメディであり、ラブロマンス映画でもある。ウディ・アレンにとっての成功作であると同時に、代表作でもあり、最も高い人気を誇る作品。コメディを得意としてきたウディ・アレンにとって、本作は転機となった作品であり、徹底した会話劇を長回しで撮るなど、彼の映画作品のスタイルを確立した作品。アカデミー賞の作品・監督賞、ゴールデングローブ賞を受賞するなど非常に高い評価を受けている。
※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません
あらすじ
主人公は冴えないが、なぜか女性にだけは人気がいいアルビー・シンガー(ウディ・アレン)。アルビーの周りには常に女性の影があった。ある日、友人のTVディレクターのロブとテニスに出かけ、アニー・ホール(ダイアン・キートン)という美女と出会う。共に惹かれていき、急接近をしていく二人だが、やがて時が経つにつれて、お互いにアラが目立つようになってきた。ギクシャクしていくふたり、次第に行き詰っていく関係をどうにかするために二人は精神科医に相談に向かう。この相談によって溝は埋まったかのように見えた。その後、アニーはプロ歌手トニーに才能を認められ、カリフォルニア行きを勧められる。有頂天になり精神状態が回復したアニー。一方アルビーはまったく回復しない。再びすれ違っていく二人。二人の恋はどこへ向かうのか...
エピソード
本作は1977年のアカデミー賞を総なめに近い状態で受賞したにもかかわらず、授賞式には欠席した。理由として、「(受賞はしたこと自体は)自分にとってそう重要ではない」とコメントをしている。
本作が自身の自伝的作品であるという指摘に対して(主人公のアルビーとウッディ・アレンの類似性などから)、本人は完全に否定をしている。
本作ではじめてウッディ・アレン作品の特徴といわれる「長回し」を使用している。その理由として「おもしろいし、わかりやすいし、退屈しない」としている。
公園のシーンで、アルビーが「あそこにトルーマン・カポーティのソックリさんが」と言うセリフがあるが、トルーマン・カポーティ本人である。(クレジットには名前なし)
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