2001年宇宙の旅
(にせんいちねんうちゅうのたび 2001: A Space Odyssey)
1968年4月6日に公開されたアメリカ映画。
監督はスタンリー・キューブリック。SF作家のアーサー・C・クラークとキューブリックのアイデアをまとめ挙げたものを映像化した。いまだに愛され続けている古典SF映画作品であり、本作から影響を受けた作品は数え切れない。公開直前は評価は低かったが、徐々に評価は高まり20世紀を代表する映画の一本とまでいわれる。日本の文部科学省が「特選」に指定している、唯一のSF映画としても知られている。キューブリックは「この映画はメッセージではない。言葉に置き換えることのできない、2時間19分のフィルムの体験なのだ」と作品を評している。
※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません
あらすじ
謎の物体「モノリス」によってサルからヒトに進化し、人類は地球の覇者となった。やがて人類は地球外の月にまで住むようになる。アメリカ合衆国宇宙評議会のヘイウッド・フロイド博士は月で発見された謎の物体「モノリス」を極秘調査するために月面クラビウス基地に向かう。400万年ぶりに太陽光を浴びたモノリスは強力な信号を木星へと飛ばした。宇宙船ディスカバリー号は木星探査に向かっていた。しかし乗員たちにモノリスの件はふせられたままの出発であり、この旅は人工知能HALの暴走によって思いもしないものとなるのだった...
エピソード
冒頭のシーンは非常に有名であり、数多くの作品でオマージュやパロディが行われた。また、旧来のSF作品では近未来を演出するために電子音などが積極的に使用されたが、本作ではクラシック音楽が使われた。そのため、本作以降にSF作品でクラシック音楽を使用する作品が増えた。
美術担当として、キューブリックは日本を代表する漫画家である手塚治虫にオファーしたといわれている。だが、週刊誌・月刊誌に多数の連載を抱えている上に、65年~68年ごろには自身のアニメーション製作部『虫プロダクション』も多忙を極めている頃(ジャングル大帝など)であり、海外作品に長期参加することは不可能であった。なお、このときに手塚は「200人もの(スタッフ)人を食べさせなきゃいけないので...」と手紙に書いたところ、キューブリックは「彼には200人も家族がいるのか?」と勘違いして、大変驚いたそうである。
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