タクシードライバー
(たくしーどらいばー Taxi Driver)
1976年2月8日に公開されたアメリカ映画。
監督はマーティン・スコセッシ。脚本はポール・シュレイダーが担当。ニューヨークを舞台に、ただ当てもなく走り続けるタクシードライバーの孤独、虚無、怒りを描く、60年代後半から70年代にかけて若者から圧倒的な指示を受けた「アメリカン・ニューシネマ」最後の、そして最高の作品といわれている。スコセッシとロバート・デ・ニーロがコンビを組んだ二作目の作品であり、本作によってこのコンビは高い評価を受け、以降「ニューヨーク・ニューヨーク」や「レイジング・ブル」など、ハリウッド最強級の名ダッグとして良作を生み出していくことになる。カンヌ国際映画祭パルム・ドールの受賞をはじめ、数多くの賞を受賞した。
※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません
あらすじ
主人公はベトナム帰りの元海兵隊員と称するトラヴィス・ビックル(ロバート・デ・ニーロ)。彼はニューヨークにある小さなタクシー会社に運転手志望として現れた。彼は戦争の後遺症なのか、深刻な不眠症を患っており、定職になかなか付くことができずタクシードライバーの仕事を選んだのだった。彼は客を選ばない。頼まれれば、どんな危険な場所だろうと、どんな高級住宅街だろうと差別はしない。そんな彼はタクシー仲間からも敬遠され、ますます孤独感を深めていく。そんなある日、トラビスは選挙事務所に勤める美しい女性ベッツィ(シビル・シェパード)と出会う。彼は事務所をたずね、選挙運動に参加したいとベッツィに申し込み、デートに誘うことに成功した。だが、デートの日、彼はことごとくエスコートに失敗し、やがて彼女を怒らせてしまったのだ。以来、トラビスはベッツィのご機嫌取りに躍起になるが、それは冷たく無視されるのだった。虚無の中から怒りの炎がくすぶり出す。「この世の中は堕落し、汚れきっている。自分がクリーンにしてやる」...
エピソード
役作りにこだわりをもつデ・ニーロは、本作の役作りのために実際にタクシードライバーとして数週間実際に働いている。
監督のマーティン・スコセッシも、タクシーの客として出演している。
有名なセリフである「You talkin' to me?」。トラヴィスが呟きながら自分の鏡像に銃を向ける場面は、脚本には書かれておらず、監督とデ・ニーロが現場でアドリブの意見を出し合って決めたとされる。
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