ギャング・オブ・ニューヨーク
(ぎゃんぐ・おぶ・にゅーよーく Gangs of New York)
2002年11月9日に公開されたアメリカ映画。
監督はマーティン・スコセッシ。原作はハーバート・アズベリーの同名小説である。19世紀初頭のニューヨーク・マンハッタンの一角、ファイブ・ポインツを舞台に繰り広げられる、ギャングの抗争をテーマにしたヒューマンドラマ。作品自体のアイデアは1970年代からあったとされ、着想からさらに20年以上にわたりシナリを少しづつ作り完成させた大作となっている。ゴールデングローブ賞の監督賞を受賞。またアカデミー賞に10部門ノミネートされたが、受賞には至らなかった。キャッチコピーは『America was born in the street.』(日本公開時のキャッチコピーは『この復讐が終わったら、愛に生きると誓う』)
※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません
あらすじ
19世紀初頭のニューヨーク。アメリカン・ドリームを夢見たアイルランド人の移民達が毎日のように港から降り立ってくる。だがしかし、そんな彼らを待っていたのは"貧しい暮らし"という現実であった。彼らが住めるのはせいぜいファイブ・ポインツというアメリカ生まれの先住人達が暮らす場所であった。ファイブ・ポインツの先住民たちは「ネイティブ・アメリカンズ」という徒党を組んでおり、移民たちはしかたなく「デッド・ラビッツ」というグループを組み、それに対抗しなければならなかった。2つのグループには利権も絡み、やがて大きな抗争へと発展するのは時間の問題であった。主人公のアイルランド移民・アムステルダム・ヴァロン(レオナルド・ディカプリオ)の父親であるヴァロン神父は殺害され、アムステルダムも少年院へと投獄されてしまう。デッド・ラビッツの敗北、父の死からアムステルダムは「ネイティブ・アメリカンズ」に復讐を誓うのだった。16年後、成長したアムステルダムは「ネイティブ・アメリカンズ」に入団し、その復讐の機会を虎視眈々と狙っていた...
エピソード
原作の「ギャング・オブ・ニューヨーク」は小説というよりもギャングの歴史書に近く、実際にはイタリアン・マフィア、チャイニーズ・マフィアなど様々な非合法集団について紹介している。その一部をドラマとして再構成しているので原作と映画では内容が異なっている。
上記の通り、マーティン・スコセッシは30年前から本作の構想を練っていたが、資金等の関係で実現に時間がかかった。ローマ郊外のスタジオ『チネチッタ』に、1860年代の街並みを完全再現し、撮影期間およそ270日、制作費150億円をかけて完成に漕ぎ付けた。
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