ティム・バートン
(Tim Burton 1958年8月25日~)
アメリカの映画監督であり、元ディズニーのアニメーターという過去を持つ異色の監督。独特の感性を表現しながらもヒットメイカーとして高い評価を受けている。
映像作品に対するこだわり
映画を「自分自身の感情を完全に表現するための手段」としており、妥協を許さず独特の感性を作品の中に投影している。登場する独特のキャラクターや作品の方向性など、マニアックな作品になってしまいそうなテーマもバートンの時代を先読みするような視点を織り交ぜることによって見事に大衆にも受けるかたちで昇華されている。また、彼の長所のひとつとされているのが、低予算での映画製作能力である。彼の名を一躍メジャーにした1988年の作品「ビートルジュース」は、1500万ドルで製作されるも興行成績は初登場から4週連続1位に輝き、この成功が後に「バットマン」での監督抜擢につながるとされる。原作のイメージを根底から覆すも、新しい命を吹き込んだこの「バットンマン」、恐ろしいけれどどこか可愛げのある「ビートルジュース」の面々、寂しげでありながら、どこか愛嬌のある「シザーハンズ」、そして観るものをハッピーな気分にしてくれる「チャーリーとチョコレート工場」のキャラクターたち... 実在するはずのない、これらの愛すべきキャラクターに命を吹き込むべく演出できるのが、ティム・バートンの最大の持ち味といえる。
エピソード
日本の特撮映画の大ファンであり、幼い頃は「ゴジラ」映画の役者になりたかったと語るほどである。撮影現場を見学するほどのゴジラ好きであり、自分の作品の中にゴジラを登場させたり、シーンのオマージュを行ったりしている。
ディズニーのアニメーターという過去を持っているがクローゼットに閉じこもったり、机の下に潜り込んだりと奇行を行う問題児だったという。「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の製作などディズニーとの関係は実写監督になった後でも続いている。
ティム・バートン作品といえばジョニー・デップと、今では名コンビで知られる二人であるが、ティム・バートンが最初にデップに会ったときは、なんともヘタクソな役者がいたもんだと呆れたそうである。
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