トリック劇場版
(トリックげきじょうばん)
2002年(平成14年)11月9日に公開された日本映画。
監督は堤幸彦。人気TVドラマ「トリック」の劇場映画版である。天才マジシャン(ただし自称)の山田奈緒子と、日本科学技術大学物理学教授・上田次郎のコンビが、非科学的な超常現象や奇妙奇天烈な難事件を解決していくというミステリー作品であるが、テレビシリーズ同様、ギャグや小ネタ、他作品からのオマージュ・パクリ、よく観ていないと見逃してしまうような落書きなどなど、非常にマニア性の高いギャグ&コメディームービーの側面も持つ。公開1週間での映画興行成績、初登場ランク1位獲得するなど大きな反響を呼び、本作以降も2006年「トリック劇場版2」、2010年「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」、2014年にはシリーズ完結編の「トリック劇場版 ラストステージ」が、それぞれ監督・堤幸彦、主演・仲間由紀恵、阿部寛で劇場公開されていくことになる。
※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません
あらすじ
300年に一度、亀が災いをもたらすが、神様によって救われるという糸節村(いとふしむら)が作品の舞台。売れないマジシャンである山田奈緒子(仲間由紀恵)は、村の青年団長の神崎(山下真司)と南川(芳本美代子)に「神様を演じて欲しい」と頼まれ引き受けてしまう。一方、奈緒子と親交のある大学教授の上田次郎(阿部寛)も取材のためにちょうど糸節村に行く事になる。奈緒子は糸節村で神を演じるが、神を名乗る者は奈緒子の前にも、"神001番"から"神003番"まで3人もいた。この村に眠るとされる埋蔵金をめぐり奈緒子は上田と共3人の自称神と対立していくことになるが、事態は思いもよらない方向へと進んでいく...
エピソード
TRICKシリーズのOPでは毎回卵が使われ、その卵が割れるという演出がお決まりであるが、本作では青色の黄身が登場している。ちなみに、TVドラマTRICK1では黄色、TVドラマTRICK2では紫、木曜ドラマTRICKでは金、新年スペシャルでは黒色だった。
ドラマ、映画ともに山田奈緒子は「貧乳」、上田次郎は「巨根」という設定があり、作品内でもそれをネタにしたシーンが多い。そのために俳優である仲間由紀恵と阿部寛のイメージに「貧乳」、「巨根」というものが付いてしまい、それに対して堤は心から反省しているという。
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