十三人の刺客
(じゅうさんにんのしかく)
2010年(平成22年)9月25日に公開された日本映画。
監督は三池崇史。1963年に公開された、片岡千恵蔵主演の映画「十三人の刺客」をリメイクした集団抗争時代劇。いわゆる"チャンバラ映画"の黄金時代に撮られた旧作品のテイストを損なわないように、コンピューターグラフィックの使用を極力抑え、東京ドーム20個分の広さの敷地に2億円をかけ、当時の宿場町を再現したセットを組んでいる。ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品作品であり、シッチェス・カタロニア国際映画祭観客賞・最優秀美術賞受賞、日本アカデミー賞優秀作品賞などなど、国内外で数々の賞を受賞。オリジナルと比較され敬遠されることも多いリメイク作品としては異例のヒット作である。キャッチコピーは『戦わなければ、変わらない。命を燃やせ。』
※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません
あらすじ
弘化元年(1844年)、太平の世を誇る江戸時代に、ひとつの事件が起こった。明石藩江戸家老の間宮図書(内野聖陽)が老中土井大炊頭屋敷前にて割腹自殺を遂げたのだった。将軍の腹違いの弟という立場に甘んじ、人間のやることとは思えない悪行の限りを尽くしていた松平斉韶(稲垣吾郎)を諌めるための、決死の行為であった。江戸幕府老中の土井大炊頭利位(平幹二郎)は善後策に骨を折るも、将軍の命により斉韶はお咎めなしという有様である。斉韶は翌年にも老中に就くことが決定的である。このままいけば江戸幕府の根底を揺るがしかねない... 老中は、国の要職に付く前に斉韶を暗殺すべしと、御目付役・島田新左衛門(役所広司)に指示する。新左衛門は極秘裏に、信頼できてしかも腕が立つという刺客を集める準備にとりかかる。計画は参勤交代で江戸から帰ってくる道中を狙うというもの。そのために、中山道・落合宿を買収し、斉韶暗殺のための罠を用意した。ただし、明石藩の一行は300人もの大所帯である。幕府にさえ知られてはいけない極秘の作戦であり、情報が漏れることは許されない。集められたのは13名の少数精鋭。はたして新左衛門は、たった13人で300人の護衛を崩し斉韶暗殺を成功させることができるのか...?
エピソード
残虐な暴君を演じる稲垣吾郎について、「SMAPのメンバーという日本を代表するアイドルなのに、悪役として起用したのはなぜか?」という旨の質問を台湾の記者からされた三池監督は、「SMAPの中でもトップではないし、でも重要な一員として欠かせない存在になっている。そういう屈折した魅力が欲しかった」旨の説明をしている。
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