キューティーハニー
(きゅーてぃーはにー)
2004年(平成16年)5月29日に公開された日本映画
監督は庵野秀明。「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズなど、アニメ作品の監督として有名な庵野が手がけた実写映画作品。原作は1970年代に大ヒットした永井豪の漫画「キューティーハニー」としているが、原作では女子高生だった主人公の如月ハニーが本作ではOLである等、キャラクター設定などにオリジナルの要素が入っている。原作者である永井は「ハニーのピュアな部分に焦点をあてることで、庵野さんオリジナルのハニーになっている」と評している。おなじみの主題歌も現代風にアレンジされて倖田來未がカバー、大ヒットを記録した。
※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません
あらすじ
タチバナ総合商事で働く如月ハニー(佐藤江梨子)は、普段は冴えない派遣OLとして生活している。しかし彼女には誰にも言えない秘密があった。それは自身が無敵のパワーをもった「愛の戦士・キューティーハニー」であるということ。チョーカーに触れて「ハニーフラッシュ!」と叫べば、一瞬にして無敵のスーパーヒロインに変身できるのだった。そんなハニーのパワーの秘密を手に入れようと、謎の秘密結社パンサークローの魔の手が迫っていた。ハニーは警察官の夏秋子(市川実日子)や自称・新聞記者の早見青児(村上淳)と協力をしながら、父の仇でもあるパンサークローと戦っていくことになる。
エピソード
アニメーションならではのスピーディで迫力のある画を、実写で再現すべく用いられた「ハニメーション」が作品の最大の特徴となっている。これはアニメを作る時と同じ要領で、絵を描くかわりに、キャラクターの動作を1コマずつスチール撮影していき、それをつなげるというものである。実写+アニメの効果が期待できるのだが、その性質上、撮影時に演者はかなり無理のある姿勢をキープする必要があった。しかし主演の佐藤江梨子の体が非常に柔らかかったため、特に問題はなくスムーズに製作が進んだ。
企画自体はかなり早い段階で上がっており、当初は2000年には製作開始、2001年公開予定だったのだが、主人公の如月ハニーの持つイメージと「ハニメーション」という撮影方法から、主役のキャスティングに難航した結果、2004年の完成と大幅にずれ込むこととなった。
映像・動画制作をご検討のお客さま
映像・動画制作の目的は、お客さまによって違います。
お客さま一人一人の目的やお悩みに対して的確で柔軟なご対応ができるのは、
完全内製化体制で実績を積んできたボーダーレスならでは。
映像・動画に関するご相談は、対応力と制作技術に自信を持つボーダーレスにお任せください。
ご相談や無料お見積りのご依頼は、電話またはメールからお気軽にどうぞ。