バトル・ロワイアル
(ばとる・ろわいやる)
2000年(平成12年)12月6日公開された日本映画。
監督は深作欣二。原作は高見広春の同名小説「バトル・ロワイアル」である。無人島に押し込められた中学生が、自分の生き残りを賭けて殺しあうというバイオレンスムービー。本作が公開された西暦2000年は『西鉄バスジャック事件』などの少年犯罪が社会的注目を浴びていた時期だっただけに、公開される前からすでに賛否の両論を呼ぶ作品であった。R15+指定されて中学生以下は観られないようになっていたが、そのあたりの問題性も結果的には話題となり、興行収入30億円を超える大ヒット映画となる。なお、続編に深作欣二の遺作となる「バトル・ロワイアルⅡ 鎮魂歌」がある。キャッチコピーは『ねえ、友達殺したことある?』
※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません
あらすじ
某国はすでに死に体であった。異常な失業率に大人たちは威厳を失い、それは子供たちの不安を暴走・暴力へと駆り立てて行く。家庭崩壊、学級崩壊は当たり前。校内暴力による教師の殉職はすでに1200人を超える... そんな中、ある法案が可決された。それが『新世紀教育改革法』、通称"BR法"である。年一回、全国の中学校の中から1クラスが選抜され、絶対に脱出不可能な無人島で、制限時間の3日の間に、最後のひとりになるまで殺し合いをする、というものである。そして、今回選ばれたのが岩城学園中学3年B組の生徒たちだった。元担任・キタノ(ビートたけし)の号令の下、食料と武器がそれぞれに渡され「バトル・ロワイアル」はスタート。極限状態に追い込まれる生徒たち。昨日までの友人を殺害する者、諦めて愛する人と死を選ぶ者、力を合わせて困難を乗り越えようとする者... そんな中、生徒のひとりである七原秋也(藤原竜也)は、親友がほのかな想いを寄せていた中川典子(前田亜季)を守るべく立ち上がる。
エピソード
生徒役の42人はすべてオーディションで選ばれた。受かった柴咲コウや栗山千明、高岡蒼甫らは応募総数6000名の中から勝ち残った者たちである。落選したものの中には小栗旬などがいる。
上記の通り本作はR15指定作品であるが、危険な暴力シーンをカットもしくはCGで加工するなどした再編集版「バトル・ロワイアル【特別篇】」を、本作公開の翌年4月に"当時中学生で観られなかった諸君にこの一篇を贈る"というコピーとともに再公開。卒業証書を持参すれば料金が1000円になるキャンペーンも実施した。
映像・動画制作をご検討のお客さま
映像・動画制作の目的は、お客さまによって違います。
お客さま一人一人の目的やお悩みに対して的確で柔軟なご対応ができるのは、
完全内製化体制で実績を積んできたボーダーレスならでは。
映像・動画に関するご相談は、対応力と制作技術に自信を持つボーダーレスにお任せください。
ご相談や無料お見積りのご依頼は、電話またはメールからお気軽にどうぞ。