包帯クラブ
(ほうたいクラブ)
2007年(平成19年)9月15日に公開された日本映画。
監督は堤幸彦であり、原作は天童荒太による小説作品である。心に傷を持つ若者たちが織り成す群像劇だが、ほとんどの映画館で上映期間が3週間で打ち切りと、興行収入は高くない。しかし、2007年度ブルーリボン賞では作品として邦画ベストテン入りし、堤幸彦は監督賞候補に上るなど、評価は非常に高い作品である。また、韓国やタイでも公開された。撮影は全編が群馬県高崎市で行われた。キャッチコピーは『あの包帯がなければ、ただの10代だったと思う。』
※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません
あらすじ
今時の女子校生ワラ(石原さとみ)は両親の離婚がきっかけで、少し投げやりな生活を送っていた。そして、普通の女の子として、このまま一生退屈な人生を送っていってよいのだろうか?と不安になったりもしていた。そんなある日に偶然、病院の屋上でディノ(柳楽優弥)という少年と出会う。ディノは不思議な少年で、怪しい関西弁と"包帯"を使う。その包帯は「傷」にではなく、傷ついた「場所」に巻きつけるのだ。その包帯を見て心の血が止まったように感じたワラは、ディノのほかに親友のタンシオ(貫地谷しおり)やギモ(田中圭)を巻き込んで、「包帯クラブ」を結成する。包帯クラブはインターネットを利用して、ホームページに投稿された依頼を受ける形で、口にはできない心の痛みや傷、悩む人たちの心を癒していく。しかし、評判が良くなるにつれ、だんだんと『荒らし』も増えてくる。サイトは攻撃され、密告者が現れて。そうしてやがて「包帯クラブ」としての活動自体が困難になっていくのだった...
エピソード
同作品はTBSの番組「王様のブランチ」がサポート体制を敷き、番組ジョイント・プロジェクトとして製作された。
業界初の試みとして、一般鑑賞料金を1000円とする早割チケット販売が、2007年7月1日~7月31日の期間限定で実施された。試写会の場所が映画館だけではなくカラオケのビッグ・エコーや予備校の代々木ゼミナールなどで行われた。
高校生として本作の主役を務めた石原さとみだが、このときはもうすでに20歳を越えていたので、「こんな自分が高校生の制服を着ていても大丈夫なんだろうか?」と常に心配だったそうである。
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