殺し屋1
(ころしやいち)
2001年(平成13年)12月22日に公開された日本映画。
監督は三池崇史であり、原作は山本英夫の同名漫画「殺し屋1」。原作の設定や登場人物などを一部改変している。脚本は佐藤佐吉が担当。撮影は原作者と同姓同名の山本英夫だが、もちろん別人である。2001年のトロント国際映画祭で本作を上演した際は「エチケット袋」を配布し、残虐な暴力シーンが含まれていることをアピールし話題になった。当然日本国内では「R-18」指定を受けたが、このように、性的描写ではなく暴力描写によって指定を受けたのは本作が初である。キャッチコピーは『愛は、かなりイタイ』。なお、この物語の前日譚となる「1-イチー」も、丹野雅仁監督でVシネマ化された。
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あらすじ
新宿の歌舞伎町にある暴力団・安生組の組長が、組の資金3億円と共に姿を消した。組長のことを心底愛していた、頭のイカれたサディストな若頭・"ピアスのマー坊"こと垣原(浅野忠信)は、すぐに行方探しに出向くのだが、その時すでに組長は謎の手配師・ジジイ(塚本晋也)によってマインドコントロールされた殺し屋イチ(大森南朋)に殺されていたのだった。イチの存在を突き止めた垣原は、組長の仇を討つべく手下の高山(菅田俊)らとともに彼の姿を追い求めるのだが、事態が進むにつれ、垣原はイチの残虐性に惹かれ始めていく。イチはオドオドしたひ弱な青年だが、スイッチが入ると異常性を持つ殺し屋に変貌を遂げるのだ。イチの手にかかり、垣原の手下や仲間たちは次々と無残で悲惨な死体を晒す。イチをマインドコントロールで操るジジイの目的は組の解散。部下の高山もジジイにあっさり首をへし折られ死亡する。ヤクザ、警察、殺し屋などそれぞれの思惑が交差する中、ついに垣原はジジイ、イチと合間見えるのだった...
エピソード
海外の映画監督であるクエンティン・タランティーノは本作のファンであることを公言している。そのため、本作に出演した菅田俊、國村隼、風祭ゆきらを映画「キル・ビル Vol.1」で起用している。
登場人物のうち、ヤクザ役の名前には垣原、高山の他にも鈴木や藤原、船鬼といった、いわゆる"U系"のプロレスラーの名前が多く当てられている。
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