風の谷のナウシカ
(かぜのたにのなうしか)
1984年(昭和59年)3月11日に公開された、長編アニメーション映画。監督は宮崎駿。
雑誌「アニメージュ」に連載していた宮崎自身の手による同名漫画を原作としているが、内容は大きく異なっている。「ルパン三世 カリオストロの城」に続く長編アニメーション監督映画第2作。厳密にはスタジオジブリ作品ではない(スタジオジブリの設立は、本作品公開の翌年の1985年)が、スタッフに高畑勲・鈴木敏夫・久石譲らなど、後のジブリメンバーが顔を揃えており、一般的にはスタジオジブリ作品のひとつとされている。キャッチコピーは「少女の愛が奇跡を呼んだ」
※ボーダーレスに所属するクリエイターの作品ではありません
あらすじ
かつて人類は自然を征服し繁栄をきわめたが、「火の7日間」と呼ばれる大戦争で産業文明は壊滅してしまった。それから1000年後、わずかに生き残った人類は巨大な蟲王たちが蔓延り有毒な瘴気を発する腐海に支配されかけていた。「風の谷」に住むナウシカは、そんな蟲王たちと心を通わせることが出来る不思議な力を持つ少女。ある日、「風の谷」にトルメキアの輸送機が墜落。残骸の中からかつて世界を焼き尽くした巨神兵の卵が発見される。トルメキアは巨神兵を使って、腐海に侵された大地を再生しようと企てていたのだった。人が繰り返そうとしている過去の過ちと自然の怒りを静めるため、ナウシカは立ち上がる。
エピソード
作品内に出てくる「巨神兵」は、のちに「新世紀エヴァンゲリオン」の監督として有名になる庵野秀明が担当した。また、庵野は作中の登場人物クシャナを主人公にした外伝を作りたいと申し出るが、宮崎駿は庵野の企画を「戦争ごっこをやりたいだけ」として却下した。しかし後年、「自分も亡くなった人の作品をリメイクしたくなる気持ちがわかった」とし、庵野にGOサインを出したそうである。
宮崎は「アニメーションにならない漫画を描きたい」という思いのもとに原作のナウシカを執筆したので、本作品のアニメ映画化が企画されたとき、非常に困ったそうである。
本作品は原作の漫画版と内容が大きく異なっている。これは映画化が原作の途中で決定したためである。原作が最終全7巻なのに対して、映画は第2巻の途中で公開された。
蟲王の鳴き声にはギターの音色が使われているが、これは布袋寅泰が弾いたものである。
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