ここでは映像制作で使われる言葉の「つ」からはじまるワードに関して説明をしていきます。映像制作や動画編集の際の助力になれば幸いです。
2DCG(つーでぃしーじー)
2次元グラフィックスの略称のことを指します。コンピューターを使用して描かれた画像のことを指しており、単純にCGと言った場合は、この2DCGのことを指すことが多いとされています。3次元グラフィックス、すなわち3DCGと便宜上分類するためこの名称で呼ばれますが、実際には混合した使われ方をされる場合が多く、明確な線引は難しいのが現状です。グラフィックは、当初、この2DCGからスタートしています。今も様々なグラフィック制作において用いられていますが、3DCGのソフトウェアや機器設備、技術・スキルなどのノウハウが発展したことから、グラフィックの主流は3Dに移りつつあります。しかし、未だ2DCGの持つ手軽さや独特の表現を重用するシチュエーションも多く、2Dと3Dのハイブリッドで映像制作は進んでいます。
→コンピュータグラフィックス(関連語)
→CG(関連語)
→3DCG(関連語)
ツースリープルダウン(2-3プルダウン/two,three pulldown)
フィルムを電子映像にする際、24コマ/秒のフィルムをNTSCの60フィールド/秒の映像信号に変えるために、1コマ目を1と2のフィールドに入れプルダウン(掻き落とし)、2コマ目は3、4、5のフィールドに入れてプルダウン(掻き落とし)をします。その繰り返しで2:5の比率を補い、自然な動きを得る手法のことを指します。
つなぎ
一般的には、つなぎは以下の4つの意味で用いられることが多いとされています。(1)シーンとシーンが変わる瞬間のこと。(2)撮影の合間に食べられるお菓子のこと。(3)撮影の予定が押して食事ができない時に出す軽食のこと。(4)フィルムのつなぎ目、編集点のこと。
つぶし
日中の環境下で、絞りを極端に絞ることで擬似的な夜景を作る手法のことを指します。モノクロ撮影の場合は、赤フィルターをかける事で空を黒くでき、カラー撮影の場合は青フィルターと偏光フィルターを使って"つぶし"の演出をします。この手法はアメリカ・ハリウッドから始まり、広まったことから、フランスではこれを「La nuit americaine(アメリカの夜)」と呼んでいるそうです。ちなみに、日本の時代劇において、かつらの縁を肌と合わせる粘土状の化粧品も"つぶし"と呼ばれていますが、全く別物です。
つまむ
映像編集において、不要なシーンや部分をカットすることを指します。フィルムやテープを摘まむ(つまむ)と、摘まんだ部分が無くなることに由来しています。
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