ここでは映像制作で使われる言葉の「し」からはじまるワードに関して説明をしていきます。映像制作や動画編集の際の助力になれば幸いです。
CSS(しーえすえす)
パソコンなどの機材を使った複製を禁止するための機能を指します。多くのDVDビデオにこの機能は使用されています。別名ではデジタルコピーガードとも呼ばれています。
シーケンス(sequence)
連続や順序といった意味合いのある言葉で、映像ではカットを繋いで作られた「ストーリー展開上の一つのまとまり」を指します。
CG(しーじー)
コンピュータグラフィックスの略称です。詳しくはコンピュータグラフィックスの項目で確認してください。
→コンピュータグラフィックス(関連語)
→3DCG(関連語)
→2DCG(関連語)
実景
風景や景観などを撮影することをいいます。
シズル感(sizzel)
食品や飲み物に生き生きとした実感があり、それを見るとすぐにでも「食べたい」とか「飲みたい」といった気持ちを抱かせる状態のことを指します。もともとは広告業界の言葉で、本来の「sizzel」という英語は肉がジュージューと焼けているような状態を指しています。
シナリオ(scenario)
映像制作・TV・アニメ・舞台演劇・行事・催し物・イベントなどにおいて、本番での進行を実時間順に書き記したものを指します。映像制作においては「筋書き」のことを指し、建築における設計図に相当する、重要なものです。制作関係者がこのシナリオに従って準備と行動を行うことで、作品制作が統制がとれたものになるのです。なお、台本・脚本・コンテなどと同列に扱われることがありますが、広義ではほぼ同じと考えてよさそうです。
下手
「しもて」と読みます。元々、舞台用語で、客席から見て舞台の左手のことを指します。スタジオ等においては、カメラ位置から見て左手を「下手」と呼びます。
尺
番組や作品の長さを表す言葉として使われます。30分番組の場合は「30分尺」、「尺は30分」などと表現します。
ジャケット印刷
DVDケース、CDケースなどに差し込む用紙に印刷することを指します。ケースとジャケットが一体となった、郵送にも便利な紙製のペーパートールケースといったものもあります。
シャッター
スチールカメラにおけるシャッタースピードのことを指します。ちなみにビデオカメラの場合、シャッターそのものが存在しないため、露出を調整するためにCCDから伝えられる光の電気信号を電子的に制御して同様の効果を得られる「電子シャッター」が装備されています。これは、蛍光灯(50Hz)のフリッカー、パソコン画面のチラツキを除去するために「シャッター」数値を設定するだけでなく、晴天の雪山・白い砂浜などといった周りの被写体が明るすぎる場合において"シャッター"調節を入れることがあります。また、高速度で移動する被写体を捕らえる時にも電子シャッターを用いることはありますが、かえって動きが不自然になることもあるため、必ずしも用いられるとは限りません。
白完パケ
一般的に完成映像のことを指します。後でタイトルスーパーなどに修正が入った際、あらためて正しいタイトルスーパーを入れる際に使用する映像です。画完パケとも言われています。タイトルスーパーのみを除いた映像と音声のみの映像を作っておくことで(これが白完パケです)、後でタイトルを差し替える時の元映像として使用するわけです。しかし、最近では後でも簡単にタイトルを変更出来るノンリニア編集が主流となっていますので、白完パケを作るニーズは減りつつありますが、例えば報道などでテープで編集する際においては必要になり、ニーズはまだまだあると考えられます。
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