ここでは映像制作で使われる言葉の「ふ」からはじまるワードに関して説明をしていきます。映像制作や動画編集の際の助力になれば幸いです。
VFX(ぶいえふえっくす)
映画や特撮ドラマなどで現実には見ることのできない画面効果を実現するための手法を指します。視覚効果とも呼ばれます。一般的にSFXとほとんど同じ意味合いで使われていますが、撮影段階での効果をSFX、撮影後に付け加えられる効果をVFXといいます。
フィックス
カメラを一切動かさず、固定させて撮影することを指します。
フォロー
カメラの位置は一切動かさず、向きだけを変えて動体がフレーム内に収まるように追い掛ける撮影方法のことを指します。
ブッキング
出演契約のことを指します。人選・交渉から説明・日程調整を経て、配役決定に到るまでの行程を指すこともあります。もしくは、出演予定者リストのことを指します。
ブーム
クレーンの腕のことを指します。同じように伸び縮みができ、自由に角度がつけられる長い棒。
ブームマイク
マイクを音源に近付けたり、ノイズの入らない角度から収音するために、長い棒の先にマイクを装着する物のことを指します。
俯瞰
水平より下方向を向いたカメラアングルのことを指します。例えば、高い位置から下向きに撮影することや、撮影したその画のことです。
プリプロダクション
制作においては四大工程とされる構想・準備・撮影・編集の中の"準備"のことを指します。アダプテーション・ブッキング・ロケハン・コンテ作成・スケジュール調整・衣装や小道具の用意などのことになります。もしくは、企画・広告・下準備・撮影だけを行う制作会社のことを指すことがあります。
プリロール
カメラが回ってから、スタートまでの助走部分のことを指します。ここにカチンコを撮影しておきます。
フレーム
演出においては、カメラに写る「画」やその範囲のことを指します。またはステージの写る・写らないの境界線のことを指します。また、撮影においてはフィルムのコマのことを指します。
プレス
宣伝のためにストーリーやキャスト情報を記載した紙媒体のことを指しま。プレスシートと呼ばれることもあります。また、CD・DVDなどを大量にコピー製造することを指すこともあります。
プレスコ
プレスコアリングの略称であり、セリフや音楽・歌を先行して収録する手法のことを指します。日本国内では制作されたアニメーションに合わせて声優がアフレコを行うことが一般的ですが、アメリカでは逆に声優の声に合わせてアニメが製作されることが多いそうです。
→アフレコ(反意語)
フレーム(frame)
動画のもとになる静止画像の最小単位である1コマを指す言葉です1秒間当たりに表示されるフレーム数を「fps」で表記するのが一般的です。ビデオは1秒間に30コマで構成されているので30fpsとなります。
プログレッシブ(progressive scan)
受像機が映像を映し出すときの描画方式であり、画像を特定の方向から順に送る技術を指します。ノンインターレースとも呼ばれます。
→インターレース(反意語)
プロダクション
製作における工程のひとつ「撮影」のことを指します。また、製作会社・芸能事務所全般のことを指すことがあります。
ブロックノイズ(blockiness)
デジタル映像圧縮を行った映像で、一部がモザイク状に見えることをいいます。デジタルビデオ機器ではフレーム画を8×8などのブロックに分割して処理するものが多く、結果として四角状のノイズが発生するためにこの名称で呼ばれています。
プロット
映像製作では、準備稿以前に書かれる最も初期的な構成になります。細かい点はともかくとしてプロットの段階で道筋が立たないまま製作が進むと最終的に大きな問題となります。
→準備稿(関連語)
→決定稿(関連語)
→撮影稿(関連語)
→最終稿(関連語)
プロップ
持ち道具や部屋の装飾小物といった、小道具のことを指します。また、小物撮りの被写体のことを指すこともあります。
プロンプター
舞台・演劇において、役者が台詞を忘れた時に、舞台裏から小声で台詞を教える黒衣(くろこ)のことを指します。また、演技中に台詞を読めるようにした原稿台のことをプロンプターと呼ぶこともあります。
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