ここでは映像制作で使われる言葉の「れ」からはじまるワードに関して説明をしていきます。映像制作や動画編集の際の助力になれば幸いです。
レターボックス(letter box)
4:3のモニターに、ハイビジョンである16:9の映像を左右が見切れないように収めた状態をレターボックスといいます。上下に黒帯がついている映像であり、「LB」の略称で呼ばれます。なお、16:9のモニターに左右が黒で収まっている状態を「ピラーボックス」と言い、ここで指すレターボックスとは区別されます。しかし、一般的には混同して使用される場合がほとんどです。
→ダウンコンバート(関連語)
レンダリング(rendering)
編集した結果を映像として最終的に出力することで、ノンリニア編集において合成処理等でリアルタイムに実行できない部分だけを出力することを指します。ノンリニア編集はリアルタイムで処理できることが特徴のひとつですが、合成処理等でリアルタイムに実行できない場合、その部分だけを最終合成し仕上げるわけです。
ちなみに、GC制作においては、様々な加工処理(エフェクト・ワイプなど)を加えた後にデータをファイルとして書き出すことをレンダリングと呼ぶこともあります。なお、書き出しの時間は、尺、ビジュアルエフェクトの複雑さ、編集機器の性能差などによって変動します。短い物で数分、長い物だと数時間以上の時間が必要とされています。
おおよその時間はレンダリング時に分かりますが、あくまでも目安で、正確な時間はレンダリングが終了してみないことにはわからないことが一般的です。
レンズフレア(Lens flare)
編集における効果(エフェクト)のひとつです。文字を光って出す際に用いられることが多いようです。撮影においては、カメラによって写真・映像を撮影する際、極めて明るい光源がレンズに向けて当てられている時や、画角内に極めて明るい光源が存在する場合に生じる、暗部への光の漏れのことを指し、一般的にこのレンズフレアはレンズにおけるマイナス特性とされています。そのため、レンズフードやコーティングされたレンズの使用などで防止されます。
レフ板
光を反射させる為に用いられるもので、アルミ表面をざらつかせたものや白い紙を貼った板が一般的にレフ版と呼ばれます。日陰になってしまう部分に対し、補助光としてレフ板からの光を当て、全体の露出をコントロールするために使用されます。
レフ版として市販されているものもありますが、必ずしも市販のものを使用する必要はなく、手作りのものや、その場にある布・紙や板を用いてレフ版とするケースもあります。サイズとしては大きい板状のものであるため、小さく収納できるものなどがありますが、高価である場合、前述のとおり手製のレフ板を使うことは多々あるようです。
また、レフ板を用いる際は、補助光をレフ板で当てる人員を必要とします。全体の露出をコントロールするには、微妙な調整が必要となりますので、そのためにスタッフを割かなければいけないというシチュエーションもありますので、撮影場所においてはレフ板を使うかどうかということに加え、そのための人員についても充分事前確認が必要になります。
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