ここでは映像制作で使われる言葉の「す」からはじまるワードに関して説明をしていきます。映像制作や動画編集の際の助力になれば幸いです。
スーパー
正式にはスーパーインポーズという名称で、重ねるという意味があります。映像製作では文字入れのことを指して使うことがほとんどです。そのため、字幕を入れることを「スーパー入れる」という言葉で表現します。
→テロップ(同義語)
スイッチャー
2つ以上の映像信号(カメラ・VTRなど)を入力して切り替えたり、ワイプ・エフェクトをかけて編集し、収録用のVTRなどに出力する装置のことを指します。装置の規模は、スタジオや中継車などにある大掛かりなものから、ロケーション用の簡易的なものまで様々あります。このスイッチャ―を用いて収録することを「スイッチングする」とも呼びます。
スクイーズ(squeeze)
画面アスペクト比が横長の映像を横幅の狭い伝送系でも送信できるように横方向に縮小することを指します。いわゆるワイド映像(16:9)をテレビサイズなどで利用される4:3に縮小することをいいます。
スクリプター
一般的には脚本作家のことを指します。撮影現場においては、ドラマなどの撮影で、演技のつながり、セットや衣装など周辺の状況を記録する記録係のこともスクリプターと呼ぶことがあります。
スタジオ撮影
撮影所で撮影を行うことをスタジオ撮影といいます。スタジオには複数の種類があり、それぞれ専門的に行えることが違います。スタジオをレンタルする際は、使用目的を明確にする必要があります。
スタンパー
DVDやCD製造時にデータを記録した溝を形成するための金型をスタンパーと呼びます。製作における溝の形成段階をマスタリングと呼びます。
ストリーミングサーバー
映像や音声のストリーミング配信を行うサーバーのことを指します。複数のクライアントに対して、同時にストリーミング方式のマルチメディアデータを配信することが可能となっています。ストリーミング配信は、サーバーや回線への負担が大きいため、このストリーミングサーバーを利用するのが一般的です。また、リアルタイムにストリーミング配信するには、専用のストリーミングサーバーでなければ行うことはできません。
ストリーミング配信
Youtubeやニコニコ動画で採用されている手法であり、ネットワークを通じてデータの受信と再生を同時に行う配信をいいます。すべてのダウンロードを行う前に再生が可能なのでほぼリアルタイムでの配信と再生が可能になっています。ただし、通信環境に左右されることもあり、完全にリアルタイムとは限らない(配信にタイムラグが生じる可能性がある)ため、注意が必要です。
→ダウンロード配信(関連語)
3DCG(すりーでぃーしーじー)
3次元グラフィックスの略称となります。空間や立体などの3次元をコンピューター画像に投影して描かれた画像や映像を指します。近年では技術の飛躍によって非常に精密に描けるようになり、ゲームや立体地図など様々な場所や分野で使用されています。以前の主流は2DCGという、平面上の画像・映像でしたが、今やほとんどの映像では何らかの形で3Dが用いられるようになっています。
→コンピュータグラフィックス(関連語)
→CG(関連語)
→2DCG(関連語)
スミア
ノイズのひとつです。CCDビデオカメラを用いて太陽やスポットライトなど、明るい一点が入った景色を撮影した際、その明るい一点から光が漏れるように出る、縦に白い帯状のノイズを特にスミアと呼びます。万能のカメラとされているCCD唯一ともいえる電気的な欠点ですが、近年の技術発展によってかなり改善されているとされています。なお、業務用カメラで高価なレベルの高いものでは「FIT CCD」と呼ばれるCCDを使用しているため、このスミアが全く出ないものもあります。
スリムケース
DVDやCDを収納するためのケースを指します。スリムケースは従来のトールケースの背幅を、14mmから7mmまで薄くし、扱いやすくしたものです。トールケースよりも強度ではやや劣りますが、近年ではこのスリムケースが主流になりつつあります。
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