ここでは映像制作で使われる言葉の「て」からはじまるワードに関して説明をしていきます。映像制作や動画編集の際の助力になれば幸いです。
DLT(でぃーえるてぃー)
デジタルリニアテープの略称であり、磁気テープを利用した大容量のデジタルデータを記憶するために作成された記憶装置の規格のことです。他のテープ類と比べて記憶容量や転送速度が優れていることが特徴で信頼性が高いとされています。
DSLR(でぃーえすえるあーる)
デジタル一眼レフのことを指します。「Digital Single Lens Reflex camera」の略称で、このように呼ぶことがあります。業界では一般的にEOS 5D Mark2など、動画対応のデジタル一眼レフを用いて動画撮影を行うことを指します。通常のビデオカメラではなかなか撮影できない、映画のような映像撮影が期待できます。
DVCAM
民生用のDV規格を業務用に仕様変更し、向上させたデジタルコンポーネント方式のVTR規格のことを指します。1/4インチテープに4:1:1:でサプリング(NTSC)したデータを、約1/5に圧縮して記録するというものです。
DVD
デジタルデータの記憶メディアのひとつであり、非常に一般的なものになります。CD(コンパクトディスク)よりも記憶容量がはるかに大きく映像に関わる製品はこのメディアに記録されて販売されています。現在ではパソコンの標準機能としてDVDの読み込みと書き込みが出来るようになっています。
ディレクション
すべての進行をとりまとめる役のことを指します。演出と混同されがちですが、基本的に異なります。打ち合わせに始まり、スケジュールの管理、役者の手配、現場での細かな指示(撮影に必要な小道具・大道具・資料などの収集と準備手配)、映像での演出指示など、あらゆる進行について進捗管理及びとりまとめを行うのです。
ディマー(Dimmer)
画面表示を薄暗くしたり、音声のレベルをわずかに落とすことを指します。
デジタイズ(digitize)
ビデオテープをノンリニア編集(コンピュータを使用した非直線的な映像編集方式)システムで取り込みデータ化することをデジタイズと呼びます。別名では素材上げという名称でも呼ばれます。
→素材上げ(同義語)
デフォルトゲートウェイ
所属するネットワークから外部のネットワークへアクセスする際、その出入り口となるルーターやコンピューターなどのことを指します。
テロップ
字幕のことを指します。映像編集時に映像に文字入れをすることを「テロップ作業」、「テロップ入れ」といいます。
→スーパー(同義語)
テレシネ
映画等のフイルムをビデオ信号に変換すること、またはその装置自体のことを指します。フイルムは1秒24コマであるため、2-3プルダウン方法により、ビデオの1秒30フレームに変換する必要があります。この変換作業において専用の装置であるテレシネを用いるわけです。
テレフレ
テレビフレームの略称であり、「安全フレーム」という名称でも呼ばれます。映像制作で重量な情報を治めるべきモニター上の範囲を指します。一般のテレビ受像機では上下左右に表示されない部分が出来る「オーバースキャン」という方式を採用しているので、テレフレが重要視されます。
→セーフティーフレーム(同義語)
電子POP
スーパーマーケットやドラッグストアといった店舗などでよく見かける、宣伝のために用いられる小さなテレビモニターのことを指します。電子POPは広告方法のひとつで、SDカードなどのメディアカードに、MPEG2などの映像データ入れ、映像を繰り返し再生します。これによって、店頭や店内の顧客に対して宣伝を行うわけです。
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