ここでは映像制作で使われる言葉の「い」からはじまるワードに関して説明をしていきます。映像制作や動画編集の際の助力になれば幸いです。
イーエヌジー(ENG)
映像において、撮影隊のことを指します。ENGは「Electronic News Gathering」の略称です。別称として、チェーン(1チェーン)という呼称もありますが、これはカメラ・音声・VE・照明がセットになった体制です(カメラ・VE・音声の構成が多い)。このENGは、例えばテレビ局などにおいて1セットで雇われ、撮影から取材まで行います。
イーラーニング(eラーニング)
electronic(電子的な)の「e」をとっており、情報技術を用いて行う学習を指しています。イーラーニングを使用する機器としてはパソコン、CD-ROM、DVD-ROMなどがあります。イーラーニングには映像がしばしば利用され、その需要も高まっています。似たものとして携帯端末を使用したものは特にmラーニング、uラーニングと呼ばれます。
イコライザー
EQとも称される、レベルコントロール(音補正)機能です。特定の周波数(高域・中域・低域)を除去したり強調したりすることで、サウンドを映像に適した聞きやすい物に補正することができます。
板付き
シーン・カットの頭(最初)の段階から、出演者や被写体が決められた場所におり、カメラ等で撮影されている状態のことを指します。ムービーであれば、カットの頭から既に登場し、開始の時点から演技などが始まることになります。これに対し、カットの途中から出演者・被写体が外から映り込んでくる・入ってくることを「フレームイン」と呼びます。
移動ショット
撮影手法のひとつであり、撮影者が移動をしながら撮影を行うものを指します。歩きながら行う簡単なものからクレーンなどを使う大掛かりなものまであります。
イマジナリーライン
撮影における仮想上の基準線を指します。イマジナリーラインは、ひとつの場所に複数の被写体がおり、複数のカメラで撮影を行っている場合において必須の要素(他にも移動物の表現にも必須)で、これがない場合、例えば向かい合っているはずの被写体が、同じ方向を向いている表現になってしまう可能性があります。
色温度
「K°」という単位で表される、光の色を特定して示したものです。黒い物を熱した際に変化する色は、その温度と発する光の色が比例することが原理となっており、、撮影においてホワイトバランスの決定に用いられます。
インカム
ヘッドホンマイクのことを指します。映像撮影の現場において、大声などを出すことなく情報伝達をすることができます。一般的には有線ですが、近年では無線インカムも登場し、配線などを気にする必要がなくなってきています。
インサートカット
映像編集方法のひとつであり、ある映像の途中に別の映像や音声を入れ込むものを指します。インタビュー映像などに多用される手法です。
インターレース(interlaced scan)
受像機が映像を映し出すときの描画方式であり、データ量を増やさずに描画回数を増やす技術を指します。日本語では「飛び越し」と言われています。
→プログレッシブ(反意語)
イントレ
カメラ台・やぐらなどのことを指します。俯瞰(フカン/※高い位置)で被写体を撮影する場合に用いられます。語源はアメリカの映画タイトル(映画の撮影で用いられたことから)とされています。
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