ここでは映像制作で使われる言葉の「せ」からはじまるワードに関して説明をしていきます。映像制作や動画編集の際の助力になれば幸いです。
SECAM(せかむ)
フランスで開発されたカラーテレビ放送の方式を指します。また、アナログ放送や映像機器、DVDなどの映像ソフトに関する規格のひとつであり、採用されているのはフランスの他、ロシアでも使用されています。
セッシュウ
背の高さが極端に違う出演者の2ショットを撮る際に、低い方の人を用意した台の上に乗せ、両者の高さを調節することを指します。もしくは、その高さを調整する踏み台そのものをセッシュウと呼ぶことがあります。高い方を低い方に合わせることは困難ですので、低い方を高い方に合わせるわけです。この名称の由来は俳優・早川雪洲で、ハリウッドで米人俳優よりも体格の劣るためこの台を使っていたことから来ているとされています。
セット
スタジオ内に作られた撮影用の住居などを指します。それ以外には「1つにまとめる」という意味でもこの言葉は使用されます。
セットアップ
ビデオ信号における黒レベルの規定のことを指します。日本のNTSCでは0%にされていますが、アメリカでは7.5%となっている。これはどういうことかと言うと、同じ規格であったとしてもアメリカで制作されたビデオ映像を、日本仕様の再生機器類で再生した場合、黒色が薄まったように映されるわけです。ただし、実際のビデオカメラや編集器機で作られる黒色は「ペデスタル」と呼ばれる設定で0%より多少上げた黒色が出るように調整されています。ちなみに、0%を下回った場合、映像の制御信号に悪影響を及ぼすことから、映像自体が乱れてしまいます。
セーフティーフレーム
安全フレームと同じ意味で使われる言葉で、映像制作で重量な情報を治めるべきモニター上の範囲を指します。テレビ受信機ではオーバースキャンという方式が採用されており、上下左右に表示されない部分ができます。この部分を考慮して範囲指定をすることをセーフティーフレームといいます。
→テレフレ(同義語)
セールスプロモーション
一言でいえば販売促進のことを指します。企業で活用される場合には、人的販売、広告、パブリシティーをのぞいた、消費者の購買やディーラーの販売効率を向上させるためのマーケティング活動のことで、映像制作もこの分野と大きな関わりがあります。セールスプロモーションはプル戦略の中心とされ、広告などのプル戦略で喚起した消費者の関心を、実際の購買に結びつけるのが主目的であるため、即物的な側面を持っています。また、セールスプロモーションの手段は、消費者向け・流通チャネル向け・社内向けの3種類に大別されています。セールスプロモーションは労働集約的な仕事とされており、通常はSP会社という販売促進専門の小規模代理店がこのセールスプロモーションを担当することが多いと言われています。しかし、大型キャンペーンやイベントなどの場合、テレビ広告といった媒体と連動する傾向にあるため、大手広告代理店が中心になって運営するケースも近年では増えているようです。
宣材
宣伝材料のことを指します。芸能人・文化人が各方面に売り出す時に使われる写真、プロフィールなどを指すこともあります。また、映画やコンサートや舞台の宣伝のために作成されるチラシやポスターといった資材、CDやDVD等のレンタルや販売開始時に、店頭に置かれるポップの類のことも宣材と呼ばれることがあります。
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