デヴィッド・リンチ
(David Keith Lynch 1946年1月20日~)
今でこそメジャー的な人気がある映画監督だがデビュー当時は「カルトの帝王」の名を馳せた。脚本家、プロディーサー、俳優としても活躍している。
映像作品に対するこだわり
画家であった友人の父親の手ほどきを受け、アートの世界に興味を持ち、ワシントン美術大学、ボストン美術館付属美術学校に通い画家を目指していた。その中でアニメーションや映画に興味を持ち始め製作を開始していく。リンチの作品の特徴は「カルト」的であること。デビュー作の自主制作映画「イレイザーヘッド」や、1980年にアカデミー賞8部門にノミネートされ日本でも話題となった「エレファント・マン」といった異形のキャクターたちへの偏愛、そのキャラクターたちを見事に活かすストーリー構成は高い評価を受け「カルトの帝王」という名称を得ている。非常に難解なストーリーや映像、夢なのか現実なのかわからないような映像を作成している。シュールレアリズムをこよなく愛しており、超現実主義の視覚化・映像化を積極的に取り入れている。
エピソード
オスカー・ココシュカのもとで絵画を学ぶため、オーストリアへ渡ったがわずか15日間で帰国をしている。その理由をリンチは「街があまりにも綺麗で自身の中での創作意欲が萎えた」と語っている。また映画のパンフレットには「マクドナルドが少なすぎるから(帰ってきた)」という理由も書かれている。自身に影響を与えたものとして画家の「オスカー・ココシュカ」と「フィラデルフィアの町そのもの」を挙げている。
「イレイザー・ヘッド」を観たジョージ・ルーカスから「スターウォーズ」の監督のオファーが来たが、断っている。
上記の通り元画家志望である。今でも絵を描き続けているそうで、その理由は「映画と違い金が掛からないから」だそうである。
1950年代のアメリカ文化、いわゆるフィフティーズを愛していて、自身の作品のセットにも、当時を表わす小道具を配置することが多い。そして上記の通りペンシルベニア州のフィラデルフィアの風土をこよなく愛している。だが、映画自体はアメリカのものよりもヨーロッパのものを好んでいるそうである。
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