フランシス・フォード・コッポラ
(Francis Ford Coppola 1939年4月7日~)
20世紀を代表する映画監督のひとりであり、代表作である「ゴッドファーザー」シリーズはマフィア映画の金字塔として今も支持されている。息子のロマン・コッポラ、娘のソフィア・コッポラも同じく映画監督の道を歩んでいる。
映像作品に対するこだわり
"映画界の巨匠"という呼び方が最もふさわしい監督である。「ゴッドファーザー」や「地獄の黙示録」などで見られる人物の描き方や群像劇の演出方法などは映画のお手本でもあるが、彼の作品になくてはならない演出が『音』である。重厚感の中に郷愁を醸し出している「ゴッドファーザー・愛のテーマ」、「地獄の黙示録」ではドアーズの「ジ・エンド」、ワーグナーの「ワルキューレ(の騎行)」、「アウトサイダー」でのスピーディー・ワンダーの起用など、作品の多くは音楽とともに語られることも多い。これは父親がNBC交響楽団のフルート奏者で作曲家のカーマイン・コッポラである影響も大きいと思われる。「映画における音楽の効用」はコッポラが尊敬している映画監督たち、黒澤明、スタンリー・キューブリックも同じく重要なテーマとしている。ちなみに、彼の実質デビュー作は「フィニアンの虹」というミュージカル映画である。そのキャリアのスタート時から、コッポラがいかに音楽を重要視していたかが窺える。
エピソード
映画監督の黒澤明の大ファンであり、ノーベル文学賞を特例として「黒澤に授与すべき」という旨の手紙をノーベル事務局へ送るなど心酔していた。
映画監督であるジョージ・ルーカスがコッポラの助監督を務めていた作品もあり二人の繋がりは強い。ルーカスが映画監督デビューをする際にも一役買っている。
ニコラス・ケイジ、ジェイソン・シュワルツマンの二人の俳優は、コッポラの甥である。
映画「ゴッドファーザー」シリーズで得た資金で、カリフォルニアのナパバレーのワイナリーを買収、「ニバウム・コッポラ・ワイナリー」の経営者となる。そこで生産される「ルビコン」というワインは、今では世界的に評価される高級ワインである。
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