アプリ・ゲーム紹介動画で公式Webサイトを強化する方法
アプリ・ゲーム紹介動画の活用事例として、一般的なのが公式Webサイトへの掲載です。
アプリ・ゲームの購入やダウンロードを検討しているユーザーであれば、実際のプレイ画面や操作性が気にならないということはほぼありません。
動画なら視聴によってそれらを疑似体験させることができるため、文字や静止画コンテンツだけで紹介するよりも見る人にリアリティを与えることができます。
音や映像を届けるのと同時に、アプリ・ゲームの世界観まで伝えられるので、感動や共感も得やすくなります。
もし既存のWebページが文字と静止画だけで作られているのであれば、動画コンテンツを追加することで滞在時間の増加や離脱率の改善につなげられる可能性があります。
インターネット広告やSNS広告でのアプリ・ゲーム紹介動画の活用方法
アプリ・ゲーム紹介動画は、インターネット広告(Web広告)やSNS広告にも多用されています。
動画広告の視聴者は、公式Webサイトに掲載される場合とは異なり、主体的に見ているわけではないという特徴があります。
そのため、インターネット広告やSNS広告に配信する動画は、飽きさせないよう短尺(短い時間)で制作するのが一般的です。潜在層や準顕在層にも興味を持たせるような構成やや、一瞬でインパクトを与える演出などがCV増加のカギとなるでしょう。
また、ゲーム広告の場合、ストーリーやキャラクター紹介動画以外にも、見る人の期待感を煽るティザー動画などが効果的な場合もあります。
ゲーム紹介動画の種類については詳しく後述しているので、そちらも参考にしてみてください。
ゲーム紹介動画は種類・目的を決める
ゲーム紹介動画には、大まかに以下のような種類(パターン)があります。
【ティザー動画】
詳しい情報を明かさず期待感や興味を煽るもの。新作ゲームの予告編などに多く使われる。
【ストーリー紹介動画】
主にゲームのあらすじや世界観を伝えるもの。
【キャラクター紹介動画】
主にゲームキャラクターの魅力やCV(キャラクターボイス・担当声優のこと)をアピールするもの。
【プレイ・操作方法説明動画】
実際のアクションシーンを見せたり基本操作のチュートリアルなどを見せるもの。
【PR動画】
上記の全てを取り込んだもの。またはそれらを広告用にポイントだけ短尺にまとめたもの。
アプリ・ゲーム紹介動画を制作する際は、何のための動画なのか目的を決め、それに合った構成にすることが大切です。
もし複数の目的がある場合は、目的に合わせて数パターンの動画を制作することで訴求効果を高めることができるでしょう。
▼ アプリ紹介動画の制作ポイントを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ユーザーの人物像やターゲットを明確にする
アプリ・ゲーム紹介動画によってダウンロード数やCV数のアップを狙う場合、ターゲットを明確にしておくことも重要なポイントです。
ターゲットが定まっていれば、狙いを絞った構成や演出が可能になるため、結果にも結びつきやすくなります。
動画広告として利用する場合は、動画のターゲットと配信先のユーザー設定を合わせておくことも大切です。せっかく配信先を絞っても、ユーザーの好みとマッチしない動画はCVにつながりにくいため、広告としての効果が半減してしまう可能性が高いです。
配信先ユーザーとの親和性を上げるためにも、まず動画のターゲットを設定することは必須といえます
配信メディアに合わせた尺で制作する
アプリ・ゲーム紹介動画を制作する際、公式の規定に加えて注意すべきなのは、動画の尺(長さ)についてです。
視聴されるシーンやメディアによって30秒前後が妥当な場合もあれば、5分以上の長尺でもしっかり視聴される場合もあります。
一般的に、公式Webサイトに掲載する動画は長尺でも最後まで見てもらえることが多いですが、インスタグラムなどのSNSになると、1分を超える動画はあまり好まれません。これは、「スキマ時間に見る」というSNSの特性からくる傾向といえます。
アプリ・ゲーム紹介動画を制作する際は、配信メディアの特性に合わせた尺と、尺に合わせた構成にすることが大切です。