撮影案件【手配なし】
撮影場所(スタジオ)や撮影対象(キャスト)などの手配を行わず、カメラマンと機材のご用意で映像・動画制作をする場合のフローです。
撮影場所や撮影対象はお客さまご自身でご用意いただきます。
社内インタビューや、セミナーイベントの記録、採用動画などに多い作り方で、被写体の情報をそのままダイレクトに伝えることができます。
比較的費用が抑えられ、納品まで短いスケジュールでお見積りすることができます。
制作フロー
- 企画・台本作成
-
はじめにご提出いただいたヒアリングシートやお打ち合わせ内容をもとに、全体の骨格となる企画構成案を作成いたします。インタビューであれば、質問する内容の台本(シナリオ)作成も含まれます。
作成した企画・台本は、この時点でお客さまにご確認いただきます。絵コンテや構成台本に対して気になる点やご要望を赤字でフィードバックしていただき、数回の修正→チェックを繰り返しながらご納得いただける企画・台本を完成させます。
- 撮影
-
現場にディレクターやカメラマンなどの撮影スタッフが伺い、企画・台本をもとに撮影を行います。撮影場所は都内のセミナー会場から地方の観光地まで、全国各地どちらでもご対応可能です。
撮影の工程では、必ずお客さまにもご同行・お立会いをお願いしています。
撮影した動画や出演者が話す内容をその場でチェックしていただき、訂正の必要があれば撮り直しを行いながら撮影を進めます。
- 編集
-
撮影を終えたら、企画・台本に沿って動画を編集いたします。編集の工程では、素材となる動画をタイミングよくつなぎ合わせ、色味の調整やBGMの追加などを行います。
ご要望に応じてオープニングの挿入や、テロップ(文字)の追加など、グラフィックを作成する場合もあります。
- 試写(チェック)
-
編集を行った後、動画をお客さまに試写(チェック)していただきます。通常は編集が8~9割程度完成された状態でこの工程に進みます。
基本的には最初にご確認いただいた企画・台本に沿った構成となっていますが、タイミングなどの細かい調整については実際に編集された動画を見て最終チェックをしていただきます。
イメージに合わない箇所があればタイムコードでご指摘いただき、修正対応を行います。数回の修正→チェックを繰り返し、ブラッシュアップされた動画が完成いたします。
- 納品
-
動画の納品は、ヒアリングの段階でご提示いただいた仕様書や入稿規定に沿って行います。
データの形式、サイズ、音質など、動画を流す媒体によって規定が異なることがあるため、お客さまの用途に合った仕様で納品データの作成をいたします。
「撮影案件【手配なし】」は比較的工程数が少ないので、ご発注~納品まで最短1ヶ月程度で制作可能な場合もあります。
動画制作例
撮影案件【手配あり】
撮影素材(実写映像)をベースに映像・動画制作を行う場合のフローです。撮影場所(スタジオ)や撮影対象(キャスト)など、企画に応じて外部への手配を行います。
実写ならではの説得力や安心感を与えながら、ストーリーを作り込むことができます。
商品・サービスの紹介や、プロモーション、ブランディングなどによく使われる手法で、撮影対象をより魅力的に見せることができます。
撮影準備の工程があるため、「撮影案件【手配なし】」と比較すると納期が長くなるのが特徴です。
制作フロー
- 企画・台本作成
-
ヒアリングシートやお打ち合わせでお伺いした内容をもとに、企画構成案と台本を作成いたします。
作成した企画・台本はお客さまにご確認いただきます。絵コンテや構成台本に対して赤字でご要望をフィードバックしていただいた後、修正→チェックを数回繰り返してご納得いただける企画・台本を完成させます。
キャストは必要に応じてオーディションを行います。衣装や撮影スタジオは複数案ご提示します。
- 撮影準備
-
企画・台本が完成したら、撮影を行うための準備をいたします。
スタジオ、キャスト、キャストの衣装、小道具・美術、撮影当日の車、お弁当などを手配し、ロケ―ションをする場合はロケ地の選定から撮影の許可取りなども行います。
テレビCMのような大規模な撮影現場になると、ディレクターとカメラマンの他、照明、録音、メイク、スタイリスト、アシスタントスタッフなどの手配も必要になります。
撮影資料は、撮影の前にお客さまにご確認いただきます。撮影当日に良い画が撮れるよう、スタッフ間でもイメージを共有しながら打ち合わせを重ねます。
- 撮影
-
現場にスタッフとキャストが伺い、企画・台本・撮影資料に沿って撮影を行います。撮影場所は東京都内から地方まで、全国各地ご対応可能です。
撮影当日は、必ずお客さまにもご同行・お立会いをお願いしています。
その場で撮影した動画や演技などをチェックしていただき、気になる点があれば適宜撮り直しを行います。
- 編集
-
撮影が終了したら、企画・台本に沿って編集いたします。動画素材をタイミングよくつなぎ合わせ、色味の調整やBGMの追加などを行う工程です。
ご要望に応じて、オープニングやテロップ(文字)など簡易的なグラフィックを作成・追加することも可能です。
- 試写(チェック)
-
動画編集を終えたら、お客さまに試写(チェック)していただきます。
通常は動画が8~9割程度完成された状態で試写に進みます。ナレーションを入れる場合、この時点では仮の音源です。
基本的には企画・台本に沿った構成となっていますが、タイミングなどの細かい調整については実際に編集された動画を見てご確認いただきます。
案件によって異なりますが、修正→チェックを数回繰り返し、動画のブラッシュアップに1ヶ月程いただく場合もあります。
- MA(マルチオーディオ)
-
MA(マルチオーディオ)とは、音声の収録や音質・音量を整える工程のことです。ナレーションやセリフの入った動画を制作する場合、MAを行います。
撮影と同様に、お客さまのお立会いのもと進行いたします。
ボーダーレスでは防音の収録ブースと確認用モニターを完備しているため、編集済みの動画を見ていただきながら社内でナレーションの収録・チェックを行うことが多いです。
テレビCMやテレビ番組など音質を細かく調整する必要がある動画の場合は、外部のMAスタジオにて立会い収録をすることも可能です。
- 納品
-
納品は、ヒアリングの段階でご提示いただいた入稿規定や仕様書に沿って行います。
動画を流す媒体によっては、データの形式、サイズ、音質などの規定が異なるため、お客さまの用途に合わせた仕様で納品データを作成いたします。
「撮影(手配あり)案件」の場合、通常はご発注~納品まで1ヶ月半~3ヶ月程のスケジュールで進行いたします。
動画制作例
グラフィック案件
撮影は行わず、アニメーションやCGなどグラフィックのみで映像・動画制作をする場合のフローです。
キャラクターを使ったサービス紹介や、無形商材のPR、商業施設のデジタルサイネージなどによく使われる手法です。スチール(静止画)素材に動きをつける動画もこちらに当てはまります。
撮影がない分、比較的費用は抑えられますが、求めるクオリティラインや工程数、動画の尺(長さ)などにより価格相場が大きく変わります。
制作フロー
- 企画・台本作成
-
ヒアリングシートにご記入いただいた内容やお打ち合わせの内容をもとに、企画構成案と台本を作成いたします。
作成したものをお客さまにご確認いただき、ご希望をお伺いしながら数回の修正→チェックを繰り返し、ご納得いただける企画・台本を完成させます。
案件によっては、Step2で行う「デザイン作成」の工程を兼ねることもあります。その場合、デザインが分かるよう絵コンテを作成し、台本・デザインを併せてチェックしていただきます。
- デザイン作成
-
企画・台本が完成したら、トンマナ(デザインコンセプト・デザインルール)を固めます。
キャラクターやテロップ、背景などのデザイン案を作成し、静止画の状態で一度お客さまにチェックしていただきます。
もしモーション(動き・アニメーション)をつけた後からデザインを修正することになると 修正費用がかさみ、制作期間も延びてしまうため、この工程でしっかりとお打ち合わせを重ねます。
- モーショングラフィック(アニメーション)作成
-
デザインが確定したら、モーショングラフィック(アニメーション)の作成をいたします。
モーショングラフィック作成は、静止画のデザインに動きをつける工程です。
一口にモーショングラフィックといっても、スライドショーのようにシンプルで平面的なな動きや、テレビアニメのように作画枚数の多いなめらかな動き、空間や奥行きを使った立体的な動きなど様々あり、それにより作業時間や工程数が大きく異なります。
- 試写(チェック)
-
モーショングラフィック作成が完了したら、動画をお客さまに試写(チェック)していただきます。
ナレーションやセリフが必要な場合、この時点では仮の音声を吹き込んでいます(試写の後に行われる「MA」の工程で本番の音声を吹き込みます)。
基本的には事前にご確認いただいている通りの構成・デザインで制作されていますが、実際の動画を見て細かい箇所まで最終チェックをしていただきます。
フィードバックをもとに数回の修正→チェックを繰り返し、動画のブラッシュアップを行います。
- MA(マルチオーディオ)
-
MA(マルチオーディオ)は、音声の収録や音質・音量を整える工程のことです。ナレーションやセリフ入りの動画を制作するには、MAの工程が必要です。
MAは、撮影と同じようにお客さまのお立会いのもとで進行いたします。
ボーダーレスでは防音の収録ブースと確認用モニターを完備しているため、完成動画を見ていただきながら社内でナレーションの収録・チェックを行うことが可能です。
テレビCMやテレビ番組など、音質を細かく調整する必要がある動画を制作する場合は、外部のMAスタジオでの立会い収録をおすすめすることもあります。
- 納品
-
完成した動画の納品は、ヒアリングの段階でお伺いした入稿規定や仕様書に沿って行います。
動画を使用する媒体によっては、データの形式、サイズ、音質など、規定が定められていることがあるため、お客さまの用途に合う仕様で納品データを作成する必要があります。
企画内容によって異なりますが、「グラフィック案件」であればご発注~納品まで最短1ヶ月以内 のスケジュールでご案内できる場合もあります。
動画制作例
撮影【手配あり】+グラフィック案件
撮影素材とグラフィックを組み合わせて制作する場合の映像・動画制作フローです。
実写ならではの説得力と情報量に加え、グラフィックで迫力や世界観を表現できます。
汎用性が高く、テレビCMやゲームプロモーションなど様々なシーンに向いている手法です。
撮影準備やグラフィック制作を行うため、4パターン中では最も制作期間が長くなります。
制作フロー
- 企画・台本作成
-
ヒアリングシートやお打ち合わせでお伺いしたご要望をもとに、動画の骨格となる企画構成案と台本を作成いたします。
作成した企画・台本はお客さまにご確認いただき、ご要望があればお伺いいたします。修正→チェックを数回繰り返し、ご納得いただける企画・台本を完成させます。
この時点で、撮影場所やキャスト、グラフィックデザインのチェックを同時進行する場合もあります。
- 撮影準備
-
企画・台本が確定したら、撮影の準備をいたします。
撮影場所(スタジオ)や撮影対象(キャスト)、キャストの衣装、小道具、撮影当日の車などの手配を進め、ロケ―ション撮影が必要な場合はロケ地の選定や撮影の許可取りも行います。
テレビCMのように大規模な案件の場合、ディレクターとカメラマン以外にも、照明や録音、メイクやスタイリスト、など、必要な人員の手配も行います。
お客さまにも撮影資料をご確認いただき、撮影当日にベストな画が撮れるようにスタッフ間でイメージの共有をし、打ち合わせを重ねます。
- 撮影
-
スタッフとキャストが現場へ赴き、企画・台本・撮影資料に沿って撮影いたします。撮影場所は全国各地でご対応可能です。
撮影は必ずお客さまにもご同行・お立会いをお願いしています。
撮影した動画や演技などについてその場でチェックしていただき、気になる点があれば撮り直しを行うこともあります。
- 編集
-
撮影が完了したら、企画・台本に沿って編集担当者が編集いたします。編集の工程では、動画素材をタイミングよくつなぎ合わせ、色味の調整やBGMを追加する作業などを行います。
BGMや仮の音声に合わせてタイミングを調整したオフライン編集(仮編集)データをグラフィックデザイナーに渡し、次の工程に進みます。
- グラフィック作成
-
オフライン編集まで完了したら、グラフィックデザイナーがグラフィックを作成をいたします。
この工程では、ロゴやテロップ、アニメーションカットを追加したり、実写映像に合わせてエフェクト(特殊効果)をつけるなどの作業を行います。
モーショングラフィック(アニメーション)の作成後にデザイン自体が変更になると大がかりな修正となってしまうため、この工程までにデザインチェックやトンマナ(デザインコンセプト・デザインルール)の確認を済ませておきます。
グラフィックが作成できたら、再び編集担当者が完成に近いところまで仕上げの作業を行います。
- 試写(チェック)
-
グラフィック作成と編集が終了したら、動画をお客さまに試写(チェック)していただきます。
通常、8~9割程度完成された状態でこの工程に進みます。ナレーションやセリフを入れる場合、試写の時点では仮の音声が入っています(試写の後に行われる「MA」の工程で本番の音声を吹き込みます)。
基本的には企画・構成の通りに制作いたしますが、細かいタイミングやアニメーションなどの動きのイメージについては実際の動画を見てフィードバックしていただきます。
数回の修正→チェックを繰り返し、お客さまのイメージに沿った動画へブラッシュアップいたします。
- MA(マルチオーディオ)
-
MA(マルチオーディオ)は、音声の収録や音質・音量を整える工程のことです。ナレーションやセリフの入った動画を制作する場合、MAの工程が必要です。
MAは、撮影と同じくお客さまのお立会いのもと進行いたします。
ボーダーレスでは防音の収録ブースと確認用モニターをご用意しているため、動画を見ていただきながら社内でナレーションの収録・チェックを行うことが可能です。
テレビCMやテレビ番組など音質を細かく調整する必要がある動画であれば、外部のMAスタジオでの立会い収録を行う場合もあります。
- 納品
-
完成した動画は、ヒアリングの段階でご提示いただいた仕様書や入稿規定に従って納品いたします。
「撮影(手配あり)+ グラフィック案件」の場合、ご発注~納品までは通常2ヶ月~3ヶ月程の制作期間が必要です。
動画制作例
映像・動画制作をご検討のお客さま
映像・動画制作の目的は、お客さまによって違います。
お客さま一人一人の目的やお悩みに対して的確で柔軟なご対応ができるのは、
完全内製化体制で実績を積んできたボーダーレスならでは。
映像・動画に関するご相談は、対応力と制作技術に自信を持つボーダーレスにお任せください。
ご相談や無料お見積りのご依頼は、電話またはメールからお気軽にどうぞ。